オール電化のメリット・デメリットとは?

2022.05.17


■オール電化とは

オール電化とは、家庭で使用するエネルギーをガスの代わりに電気でまかなうことです。
エネルギーの使用が電気と水になるため、ガスを使う生活とはさまざまな部分で違いが出てきます。
そのため「思っていたのと違う?」とギャップに驚くかもしれません。

オール電化にした場合、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
今回はオール電化のメリットとデメリット両面をお伝えしたいと思います。

■オール電化のメリット
☑光熱費の節約
恐らくオール電化のメリットときいて連想するのはこちらではないでしょうか。
オール電化の電気プランでは、夜間になると電気が安くなります。なぜかというと電気が余っている状態だからです。
電力会社は消費の多い昼間のピーク時を元に、つくる電気の量を決めています。
そのため、電力消費の少ない夜間は、電気が必然的に余る状態に。
電力会社は余った電気を無駄にしないよう、深夜~早朝にかけて使用する電気料金を安く設定しています。
お湯を使おうとすると光熱費がかかりますが、深夜にお湯を沸かしてタンクに溜めておけば、節約になります。

☑事故が起こりにくくなる
ガスを使わないため、ガスが原因となる事故が起きなくなります。
ガスを使う場所といえばコンロですが、コンロによる火災は2020年の消防庁調査によると全体の8%、建物火災においては14%を占めます。
ほかにガス漏れや不完全燃焼による一酸化中毒などがなくなるため、不安要素が少なくなるといってもいいでしょう。

☑災害時に強い
浸水時は除きますが、災害が起こった場合に、ライフラインのなかで比較的復旧が早いのは電気です。
都市ガスの場合は配管が地中にあるため、目視などができずに復旧に時間を割かれます。
また、タンクにお湯や水を溜めていれば、飲み水以外の生活用水として非常時に役立つでしょう。

■オール電化のデメリット
☑昼間の電気代が高くなる
オール電化の電気プランでは、夜間の電気料金が安い反面、日中の電気料金はやや高めに設定されています。
昼間は仕事などで外に出ているという方なら、オール電化はメリットが大きいですが、在宅ワークなどで家にいる方にとっては、電気代がかさむかもしれません。

☑設置コストがかかる
新しく設置する場合ですが、IHクッキングヒーターやエコキュートは導入費用がかかります。
光熱費は節約できるため、この先どれくらい家に住むのかなど、検討を重ねましょう。

☑調理器具に制限がある
IHクッキングヒーターはIH用の調理器具しか使えません。
もし、手持ちの調理器具がガス用のものでしたら、買い換える必要があるでしょう。

■まとめ
オール電化はメリットはもちろん、デメリットもあります。
自身のライフスタイルを照らし合わせてお得だと判断したら、導入をご検討ください。

シマ電工では松本市を中心に安曇野市・諏訪市・岡谷市・塩尻市・辰野町にて、オール電化リフォームを承っております。
一般のご家庭から店舗・テナントまで、幅広く対応しておりますので、ぜひお客様のご要望をお聞かせください。

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